2013-05-07

リヒテンシュタイン 華麗なる侯爵家の秘宝

 


 現在京都市美術館にて開催中の「リヒテンシュタイン 華麗なる侯爵家の秘宝」展に行きたい。




 今展では、ヨーロッパ中部の小国家,リヒテンシュタインの元首である侯爵家のコレクションを日本で初めて紹介する。世界屈指のルーベンス・コレクションから愛娘を描いた「クララ・セレーナ・ルーベンスの肖像」をはじめ,ラファエッロ,レンブラント,ヴァン・ダイクら16~18世紀の絵画など88点を展示。またコレクションが公開される宮殿の雰囲気を再現した「バロック・サロン」を設け,絵画と室内装飾品を同時に展示する。

 そうそうたる面子
ビッグネームバッカじゃん!!

この辺の人たちは当前なんだけど、
こないだテレビでチラッと映ってたんだが、あれが来とる!!

何って??


そう、

「Judith / Cristofano Allori(クリストファーノ・アローリ)」
 
 
が来とるんです。
この作品の「Judith(ユディト)」を軽く説明すると、
アッシリア(現在のイラク)北部から、ホルフェルネス率いる軍勢がユダヤの町ベトリアへ攻めてきた。町はもう陥落寸前にいよいよという時、「ユディト」という娘がある作戦をたてる。
 自らを着飾りホロフェルネスのもとへ赴き、接待するというものだった。
企みがあるとも知らず、ユディトの美貌にまんまと騙されて泥酔。
部下が部屋に二人きりに残したところで、爆睡してるホロフェルネスの首を見事に斬り落としてやったという何ともグレートな女性なのである。

 そんなエピソードからか、数々の画家が「ユディト」をテーマに描いてる(俺もやった)。
しかし、このクリストファーノ・アローリは一味違う。
 切り落とされたホロフェルネスを自らの顔にして、その首を持つユディトを元カノにするっていう、元カノに何とも未練たらたらな作品を制作しちゃったわけだ(まぁ確かに可愛いけど)www

いつの時代も女々しい男は居るもんだ。


とまぁ、とにもかくにもそんなユディトも肉眼で見れたらさぞや良いもんだろうなぁ・・・と思いにふける。。







リヒテンシュタイン 華麗なる侯爵家の秘宝
平成25年3月19日(火)~平成25年6月9日(日)
大人1500円(1300) 高大生1000円(800) 小中生500円(400)
( )内は20名以上の団体料金
障害者手帳等の提示の方は無料
http://www.city.kyoto.jp/bunshi/kmma/exhibition/liechtenstein.html
 
 
 

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